2014年4月1日火曜日

MAC使いへの道 (不可視ファイルの問題)

MAC好きになってから、現在はWindowsのパソコン環境でも「RocketDock」なるソフトウェアを使って、MAC風な画面表示にしているほどの自分です^^

そんな自分がMACを使い始めた頃に戸惑ったこと、それはMAC独特のファイルに関する問題でした。


うちの愛車のカーナビは音楽を聴くためにiPodを使えるのですが、結構ハングアップしてしまうことが多く、普段はSDカード経由でHDD(ハードディスク・ドライブ)に音楽データをコピーするか、USBメモリを直接繋いで聞いています。
以前は、Windows版の『iTunes』でMP3形式に変換したデータをSDカードやUSBメモリに保存した後に、カーナビと接続していました。

しかし、MAC版のiTuneで作成したMP3の音楽ファイルを同様に使おうとしても、カーナビでは曲が重複して表示されてしまいます。また、HDDにコピーしようとしても、『認識できないファイル』としてエラーが出てしまいます





さらに、ICレコーダーなどを使う際も、ファイルの再生は出来ても、ICレコーダー本体の機能でファイルを削除しようとすると、「残骸が残ってしまう」んです Orz
多くの製品はWindowsベースで開発しているのか、取扱い説明書等には、このような問題の対処方法などが載っていないのです。

Google検索で調べてみると、『ドットファイルがSDカードやUSBメモリに自動的に作成されてしまい、削除が必要である。』というのが原因でした。



『FAT32フォーマット』のUSBメモリを使用すれば4Gバイトまでは、WindowsからMACにデータを移せることは、購入前に調べていたので知っていました。
でも、MACにWindowsからデータを取り込んだり、MACでデータを新規に作成したりすると、ファイル本体の他に『ドットファイル』というファイルが自動的に作成されてしまうということを、知らなかったんですね f(^_^;

この「ドットファイル」は、拡張子が『 ._ 』 から始まるデータ本体の分身のような名前のファイルで、デフォルトでは、Finder(Windowsのエクスプローラのようなツール)では見ることが出来ない『不可視ファイル』という存在のファイルです。

ドットファイルは、本体データと分離したかたちで『リソースフォーク(Resource fork)』とファイル情報 (Finder情報)が入れられているファイルです。
※「リソースフォーク」とはMAC OS特有のあらかじめ決められたファイル構造で、アプリケーション自身の実行プログラムコードやアイコン、ウインドウの位置データなどの付加情報が定義された、主にOSが利用する各種の情報を含んだものです。


ドットファイルはWindowsのPCにUSBなどを接続すれば簡単に消せるのですが、MAC単体では一手間かけないと削除できないんですよね(^^;

Google検索では「ターミナルコマンド」を使う方法が数多くヒットしますが、一度Finderを起動したり、USBメモリ等をアンマウント(ゴミ箱に放りこむ)させると、「ドットファイル」も復帰してしまいます。

いくつかある専用アプリも試してみましたが、同様な動作をしてしまって上手く行かないものばかりでした。 そして、ボクが最終的に辿り着いたアプリがコチラです。

APP Storeから入手可能な
CleanMyDrive: External Drives Manager』。
「ドットファイル削除後に、ドライブの切断をしてくれる」という優れものアプリです。
起動した後に常駐するアプリでも、簡単に外したい時に外せる、そんな点も気にいっており、勿論、問題も解消しています^^

少し気になっている点もあるっちゃあるんですが・・・。(汗


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